デザイン理念/コア技術

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SWANSのルーツは作業者の眼を護るための保護具にあります。そのため、製品は着用者の安全と健康を護ることが使命として最優先されます。一方で製品は単に「安全の為に使う道具」という関係を超えて、着用者に身体になじむもの、ベストパフォーマンスを引き出せるもの、永く愛されるものであってほしいと願います。私たちはこのものづくりへの理想を常に自身に問うために「SAFEデザイン」として掲げ、指針としています。

着用者もまわりの人も安全なデザイン。

1911年の創業以来、我々には110年以上にわたって培われてきた保護具開発の精神があります。眼をはじめとして身体を護るための強度や安全性が担保されているか。また着用者や周りの人間を傷づける可能性がないか。製品は公的基準のクリアはもとより、自身に課したより高い安全基準の中で更に厳しく評価されます。

製品も、着用者も。そして見える景色も美しく。

まず純粋に製品が造形美に優れ魅力的であること。加えてアスリートのパフォーマンスが最大限発揮されることで得られる感動の瞬間や、自身に課した目標の達成で得られる健康美のような抽象的なものまで我々がユーザーと共有したいと思う「美」には様々なカタチがあります。
また、クリアな視界を提供するためにもレンズ設計や成型/研磨技術といった製造技術も追及していきます。

身体に、スタイルに、環境になじむ。

人体の研究による物理的なフィット感、気分を高揚させるようなスタイルへの感覚的フィット感、その2つの追及のために我々は長年蓄積されてきた快適創造のためのノウハウと現場で感じる空気、そのかけあわせを大切にしプロダクトで答えます。
また、同時に製品が使用される場として常にリスペクトすべき自然環境のためにできることを模索し、実践していきます。

問題を発見する。本質をおさえる。

例えばアスリートと天候、ワーカーとその作業環境。我々のプロダクト開発の出発点となるのは、人と環境の間に生じる違和感や不快感の存在、心地よさの追及といったものです。現場で起こっていることを正確に把握し、プロダクトで解決する。我々は問題となている事象の本は何なのかを常に意識し、時には俯瞰的に、時には角度を変えて慣例にとらわれることなく解決法を模索します。

SWANSは光学的な専門性を有するレンズ設計と、そのレンズ性能を最大に発揮できる位置で固定するフレーム設計を一貫して行っている世界的にも稀有なメーカーです。目的に応じて様々なアイウェアをゼロから国内で設計/生産できるだけでなく、それらが最適なバランスでまとめられ、心地よい装着感を得られるように素材や構造、コーティングなどの研究も重ね、常に「安全性」と「快適性」の両立を追及しています。

  • 例)人頭データベースの集積と、製品ターゲットに応じた平均顔の出力、ゲージ化

  • 例)独自の安全基準の設定と試験方法の確立(図はアイガードの耐衝撃試験機)

  • 例)独自の曇り止めコーティング、高機能レンズの設計/開発




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