2018.08.21 お知らせ
ゴールボール用アイシェード・オフィシャルサプライヤー契約締結。
山本光学株式会社は、一般社団法人・日本ゴールボール協会と、オフィシャルサプライヤー契約を締結いたしました。
中:一般社団法人 日本ゴールボール協会会長 京近高典氏
右:一般社団法人 日本ゴールボール協会専務理事 樫尚史氏
左:山本光学株式会社 代表取締役社長 山本直之
ゴールボールは視覚に障がいのある方を対象に交換された球技です。3対3の対戦型の競技で、相手ゴールをめがけバスケットボール大の鈴入りボール(1.25kg)を転がし、得点を競います。
従来日本には専用のアイシェードはなく、ボール衝突の際の眼球や鼻部の保護のためにも協議に適したより装着感の高い専用モデルが求められていました。山本光学では世界で活躍する選手のヒアリングやモニター検証、安全性の評価のための衝突時の圧力解析なども行い、競技者ファーストの専用アイシェードを完成させました。
山本光学では、今後も日本ゴールボール協会とともに、SWANSアイシェードを通じてゴールボール競技に携わる選手たちのパフォーマンス向上と協議への理解、関心が高まることを目指し、競技のさらなる普及、障がい者スポーツの発展に貢献してまいります。


ゴールボール用アイシェード
SWANS GB-161SP 選手向け高衝撃対応モデル
<製品特徴>
安全性と遮光性の両立

ボールの接触による眼球や鼻部への衝撃緩和のため、フレーム全周のリブ構造を採用。フレーム正面部にポリカーボネート素材のシールを装着することで剛性を高め、衝撃時のフレーム変形を防止します。
また、競技者の多様な視覚障がいレベルを合わせるために、フレームとレンズを一体成形することで完全な遮光性を確保しています。
障がい者アスリートファーストの製品設計

選手は競技中、アイシェードに触れることはできません。
そのため、競技術に頻繁にずれが生じるとペナルティを取られます。男子選手では1.25㎏あるボールが50㎞/hを超えることもあるため、接触時の眼球や鼻部の保護とプレーに集中できるフィット感を第一に設計。ディフェンスの際にも腕とアイシェードが干渉しない厚みや製品サイズを検証しています。
従来にないデザイン性

「視覚障がい=黒」の概念を覆し、障がい者アスリートとして魅力を伝えるべく、カラー、デザイン性についても考慮した製品開発を行いました。